アプリ開発の仕事は、スマートフォンの普及と共に増えてきた。最近始まった仕事なので、経験はそれほど重視されない。それでも、アプリに関する仕事をしたことがあれば、採用の時に有利になる。そのような経験がない場合は、IT関連の仕事の経験があれば、採用の時に優遇されるのだ。特にネットワーク系の仕事の経験があれば、アプリ開発の仕事をする時に役立つ。または、データーベースやプログラミング言語の仕事の経験を生かすことも可能だ。

これらの経験がない場合は、自分でアプリを作った経験があれば、それをアピールすることができる。応募する際に自作のアプリの提出を求められることもあるため、準備をしておくといいだろう。経験よりもさらに重視されるのは、この仕事にかける情熱だ。比較的新しい分野なので、自分の希望や思いを仕事にしやすい面がある。ただ情熱と言っても漠然としたものではいけない。具体的なビジョンを持っていることが必要だ。

例えば、自分の作りたいアプリについて話すことができるプレゼンテーションの能力が、求められる。実現不可能なことを話すのではなく、実現可能なことを具体的に話せる能力が必要だ。これはコミュニケーション能力とも関係がある。開発の仕事は利用者の希望に耳を傾けることから始まる。その基礎になるのがコミュニケーションの能力だ。自分の情熱を具体的に話せるようなコミュニケーションの能力を磨いておくことが望ましい。コミュニケーションの能力を面接でうまくアピールできれば、採用の可能性が高くなる。その他の、アプリ開発者に不可欠な要素として挙げられるのが、アイディア力である。この（アプリ開発には何が必要か）というサイトに共感できる内容が記載してあったので、一読してみてほしい。